令和8年度のルート2主事講習(特定建築基準適合判定資格者講習)は、WEB講義が10月28日(水)から11月10日(火)まで、修了考査が11月18日(水)です。
こんにちは。構造設計をしていた一級建築士です。
私はR5年度にこの講習を受けました。WEB講義は受講開始の初日に全部見て、2日目にもう一度、その1週間後にもう一度。合わせて3回見ています。
この記事では、そのときの見方と、それを令和8年度の日程に当てはめたスケジュールをまとめます。講習を申し込んだ方の参考になれば幸いです。
まず押さえておきたいこと:講義を全部見ないと、考査を受けられません
受講案内には、次のように書かれています。
修了考査の受講には、すべての講義科目の視聴が必要です。
講義は3科目です。
| 講義科目 | 時間 |
|---|---|
| 鉄筋コンクリート造の建築物の構造計算に係る審査方法(共通事項を含む) | おおむね80分 |
| 木造の建築物の構造計算に係る審査方法 | おおむね50分 |
| 鉄骨造の建築物の構造計算に係る審査方法 | おおむね50分 |
| 合計 | おおむね3時間 |
出典:日本建築防災協会「令和8年度 特定建築基準適合判定資格者講習 受講案内」
視聴できるのは10月28日から11月10日までの2週間です。見終わらないと考査に進めないので、後回しにしないことがいちばん大事だと思います。
私の見方:3回見ました
R5年度に私が見たときの流れです。
| 回 | いつ | 速さ | やったこと |
|---|---|---|---|
| 1回目 | 受講開始日(初日) | 通常の速さ | 3科目すべて。テキストと黄色本を横に置いて、講義の内容がどこに書いてあるかを確認 |
| 2回目 | 2日目 | 1.5倍くらい | 3科目すべて。1回目と同じく、テキストと黄色本で確認 |
| 3回目 | 2回目の約1週間後 | 1.5倍くらい | 3科目すべて。同じ確認をもう一度 |
初日に全部見た理由
講義を見終わることが、考査を受ける条件だからです。 最初に全部見てしまえば、そこから先の時間はまるごと自分の勉強に使えます。
2回目から1.5倍にした理由
2回目からは、一度聞いた内容です。そこで速さを1.5倍くらいに上げました。3時間の講義が、1.5倍なら約2時間で見られます。
※私のときは倍速で再生できました。令和8年度も同じかどうかは、公式の「WEB受講の注意」でご確認ください。
テキストと黄色本を横に置いて見る
3回とも、テキストと黄色本(建築物の構造関係技術基準解説書)を横に置いて見ました。講義で出てきた内容が、テキストのどこに、黄色本のどこに書いてあるかを、その場で確認していきます。
これをやると、黄色本のどこに何が書いてあるかが、講義を通してつかめます。
修了考査は黄色本を持ち込めます。ただ、持ち込めても、どこに書いてあるかが分からなければ時間内に引けません。講義は、黄色本の「地図」を頭に入れるいちばんの機会だと思います。
黄色本がまだ手元にない方は、テキストが届く10月中旬までに用意しておくと、初日から横に置いて見られます。
[広告]2025年版 建築物の構造関係技術基準解説書(黄色本)
講義の前に過去問を解いておくと、講義が「答え合わせ」になります
私は講習が始まる前に、過去問を解いていました。
すると、講義を見ながら、こういうことが起きます。
- 過去問で分からなかったところが、テキストに載っていて理解できた
- テキストだけでは分からなかったところが、講義を聞いて分かった
「ここが分からなかった」を持って講義を見ると、答えを探しながら聞くことになります。
テキストが届くのは10月中旬、WEB講義が始まるのは10月28日です。この2週間ほどで過去問を一度解いておくのをおすすめします。
R5・R2の過去問(全44問)の解答案は、こちらにまとめています。
▶ 特定建築基準適合判定資格者講習(ルート2主事)の勉強の始め方|R5・R2過去問解説 全44問まとめ
講義のあとは、過去問の繰り返しと「時間を計った通し」
講義を3回見たあとは、過去問を繰り返しました。
そして考査の数週間前に、過去問を通しで解いて、時間配分を確認しました。どの問題にどれくらい時間がかかるかは、黄色本を引く時間も含めて、一度通してみないと分かりません。
令和8年度の日程に当てはめると
私のやり方を、令和8年度の日程に当てはめてみます。
| 日付 | やること |
|---|---|
| 10月中旬 | テキストが届く。過去問を一度解いておく。黄色本を用意する |
| 10月28日(水) | WEB講義開始。1回目(通常の速さ) |
| 10月29日(木) | 2回目(1.5倍くらい) |
| 11月4日(水)ごろ | 3回目(1.5倍くらい) |
| 11月10日(火) | 視聴期間の終わり |
| 11月11日〜17日 | 過去問を繰り返す。一度は時間を計って通しで解く |
| 11月18日(水) | 修了考査 |
視聴期間が終わってから考査まで、1週間ほどしかありません。 講義を早めに見終えておけば、その分だけ過去問に時間を回せます。
10月28日は平日です。仕事の都合で初日に3時間とれない場合は、最初の数日で1周目を終えることを目標にするとよいと思います。大事なのは、早めに1周しておくことです。
まとめ
- 令和8年度のWEB講義は 10月28日〜11月10日、修了考査は 11月18日
- 講義を全部見ないと考査を受けられない。講義は3科目・おおむね3時間
- 私は 初日に1周、2日目に1.5倍速でもう1周、その1週間後にもう1周 見た
- 3回とも テキストと黄色本を横に置いて、どこに書いてあるかを確認した。黄色本の「地図」が講義でつかめる
- 講義の前に過去問を解いておくと、講義が答え合わせになる
- 講義のあとは過去問を繰り返し、一度は時間を計って通しで解く
WEB受講の細かい条件(再生の仕方・動作環境など)は、必ず公式の受講案内と「WEB受講の注意」でご確認ください。
▶ 令和8年度 特定建築基準適合判定資格者講習 受講案内(日本建築防災協会)


コメント