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こんにちは。構造設計をしていた一級建築士です。
このブログでは、ルート2主事(特定建築基準適合判定資格者講習)の過去問解説を、R5・R2の全44問分公開しています。
今日は、少しだけ舞台裏の話をさせてください。なぜこの解説を作ったのか。作るのに何がかかっているのか。そして、これからどうするのか。 講習を受ける方にとっては、この解説をどこまで信用していいかを判断する材料にもなると思います。
解答がなかったから、自分で作りました
私がこの講習を受けたのは、令和5年度です。修了考査には合格しました。
勉強を始めたのは、受講する年の8月ごろです。すぐに困ったのが、過去問の解答が公表されていないことでした。問題はあっても、答え合わせができません。
講習が始まるまでは、講習用のテキストがあることも知りませんでした。手元にあるのは黄色本(建築物の構造関係技術基準解説書)だけ。問題ごとに、該当するページと行を黄色本からひたすら探しました。
同じ講習を受ける人に相談したこともあります。それでも最後は、構造の話なので自分で黄色本を読み込んで決めるしかありませんでした。
そうやって出した答えを、自分用の解答案として残すことにしました。
昼休みの30分を、スマホで勉強に変えたかった
仕事をしながらの受講でした。まとまった勉強時間は取れません。
使えたのは、12時30分から13時までの、昼休みの30分です。そのとき手元にあるのはスマホだけ。黄色本を広げることはできません。
だから、スマホで開けるように、ブログの記事として作りました。 1問を1記事にしたのも、昼休みに1問ずつ見返せるようにするためです。
最初は、30分で2〜4問を見返すのがやっとでした。慣れてくると、30分で10問くらい見返せるようになりました。一度自分で根拠を探した問題なので、見返すたびに黄色本のどこに書いてあったかが思い出せます。
1問の解説に、2〜3時間かかりました
解答が公表されていないので、答えの根拠は自分で探すしかありません。
- 条文を読む(法・令・告示)
- 黄色本で、該当するページと行を探す
- 見つけた根拠をもとに、選択肢ごとに正誤を判断する
1問あたり、だいたい2〜3時間かかりました。仕事の合間に作っていたので、1問に何日もかかった問題もあります。
いちばん苦しかったのは、黄色本を読んでもあいまいで、答えを決めきれない問題でした。講習のテキストが届いて、そこに書いてあったことでようやく答えが確定した問題があります。どの問題だったかはもう覚えていませんが、あの「やっと決まった」という感覚は今でも覚えています。
それでも、間違えることがあります。実際に、読者の方からご指摘をいただいて、解説を直した問題もあります。 直した解説のほうが、次に読む方にとっては確かなものになります。ご指摘をくださった方には、本当に感謝しています。
合格したあと、R5の解説も作った理由
R2の解説は、もともと自分のために作ったものでした。
講習が終わって振り返ると、いちばん時間を使ったのは、勉強そのものより「根拠を探すこと」でした。解答がないので、受講する人はみんな同じ手間をかけているはずです。
この手間を、次に受講する方が省けるように。 そう考えて、令和5年度の考査問題(全22問)の解説も作りました。
運営には、お金もかかっています
このブログは無料で読めますが、運営には費用がかかっています。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| サーバー代・ドメイン代 | 2年で約24,600円(月あたり約1,000円) |
| 書籍代(黄色本 2025年版) | 12,100円 |
一方で、ブログからの収入は、3年間で約1,000円です。正直に言うと、赤字です。
記事の中に書籍の紹介リンクを置いているのは、この運営費を少しでも補うためです。
これから、どうするか
令和8年度の講習は、修了考査が11月18日、合否の通知が2027年1月中旬です。
このブログを続けるかどうかは、来年3月までに決めようと思っています。
今年受講される皆さんの合否の結果も聞いたうえで、次の3年間も解説を更新し続けられるか、時間とお金の両面で考えたいと思っています。
応援していただけるなら
もし解説が役に立ったなら、次のどれか1つでも、とても励みになります。
- 黄色本をまだお持ちでなければ、講習が始まる前に手元にあると安心です。 修了考査に持ち込める図書です(記事内に紹介リンクがあります)
- 間違いを見つけたら、コメントで教えてください。 次に読む方のためにも、すぐに直します
- 合否が出たら、よければコメントで教えてください。 続けるかどうかを決めるときの、いちばんの判断材料になります
- 同じ講習を受ける方に、このブログを紹介してください
[広告]2025年版 建築物の構造関係技術基準解説書(黄色本)
まとめ
- 過去問の解答が公表されておらず、黄色本からひたすら根拠を探した
- 昼休みの30分にスマホで見返せるように、1問1記事でブログにした。慣れると30分で10問見返せた
- 1問に2〜3時間。黄色本だけでは決めきれず、テキストで確定した問題もあった
- 合格したあと、次の方の時短になるようにR5の解説も作った
- 運営費はサーバー代だけで月約1,000円、収入は3年で約1,000円。続けるかどうかは来年3月までに決める
受講される皆さんの合格を、心から応援しています。


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