3年に一度実施される特定建築基準適合判定資格者講習があります。講習を受けて、最後の終了考査に合格すると、特定建築基準適合判定資格者として、建築基準法第6条の3第1項ただし書きにある特定構造計算基準に適合するかどうかを審査することができます。
その過去問が日本建築防災協会のHPに掲載されているのですが、解説がないため解答案を作成してみようと思います。
講習の受講案内のリンク 日本建築防災協会HP
特定建築基準適合判定資格者講習|(一財)日本建築防災協会|建築物の防災並びに維持管理制度・技術の調査・研究。資格講習、耐震チェックプログラムの紹介。 (kenchiku-bosai.or.jp)
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令和2年度 問18
下図のような山形鋼筋かいの有効断面破断耐力Puの計算式中の①〜④の記号を付した数値のうち、最も不適切なものはどれか。(図は、問題文を参照してください)
Pu=①400[N/mm2]×(②812.7[mm2]-③1×22[mm]×6[mm]-④0.5×70[mm] ×6[mm])
- ①
- ②
- ③
- ④
【過去の考査問題の出典】
出典:令和2年度 特定建築基準適合判定資格者講習 修了考査結果 2.考査問題 から引用していました。現在は、考査問題は公表されておりませんが、結果は公表されております。
解答(案)
解答案は、4
解説
2020年版 建築物の構造関係技術基準解説書(以下 黄色本)p623.L26~、付録1-2.4[具体的計算方法](2)ⅲ)付表1.2-1、huの値から、④が0.7となるため、不適切。
最後にルート2主事試験に持ち込み可能な図書の紹介
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修了考査時に持込可能な図書なので、考査時までに購入しておくのがおすすめです。
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